弊ラボの望月健太(米国弁護士(ニューヨーク州・ワシントンD.C.)、上級個人情報保護士/個人情報保護監査人、FIP、CIPM、CIPP/E、CIPP/US)が、国際プライバシー専門家協会(IAPP)を通じ、米国法曹協会(ABA)のプライバシー法スペシャリスト(PLS)に認定されました。望月のプロフィールについては、こちらをご覧ください。
IAPPは、2000年に設立された情報プライバシーに関する世界最大の包括的な国際非営利団体(NPO)です。世界の名だたる多国籍企業や法律事務所、コンサルティングファーム等が数多く法人会員になっており、2022年にはIAPPの会員数が75,000人を超えました。世界各国・地域の情報プライバシーのトップエキスパートが一堂に会する場として、国際的に高い評価を受けています。
また、IAPPは、プライバシーとデータ保護に関する専門教育と試験のスタンダードを確立した最初の団体でもあります。望月が取得しているCertified Information Privacy Manager (CIPM)、Certified Information Privacy Professional/Europe (CIPP/E)、Certified Information Privacy Professional/United States (CIPP/US) はいずれも、国際標準化機構(ISO)の規格17024:2012の下、米国国家規格協会(ANSI)の認定を受けたいわば「ゴールドスタンダードの資格」として、国際的に高い評価を受けています。なお、望月は、IAPPの情報プライバシーフェロー(FIP)の認定も既に受けています。
IAPPを通じABAのPLS認定を受けるためには、所定の要件を満たす必要がありますが、望月はその全てを満たしているとの判断を受けました。
世界を見渡せば、情報プライバシーの実務に携わっている専門家のほとんどが、IAPPの資格を取得するようになってきています。望月同様、弁護士でありながらFIPの認定を受ける情報プライバシーの専門家も多くなってきているところですが、米国弁護士が公式にプライバシー法のスペシャリストとして名乗ることができるという意味で、このPLS認定にも価値があります。今後も、プライバシー法の専門性とビジネスマインドを武器に、クライアントの皆様に寄り添って、事業課題の解決を支えていきます。