2022年3月8日、弊ラボの望月健太(ニューヨーク州弁護士、上級個人情報保護士/個人情報保護監査人、FIP、CIPM、CIPP/E、CIPP/US)が参加するプラットフォームにおけるデータ取扱いルールの実装に関するサブワーキンググループ(デジタル庁・内閣府知的財産戦略推進事務局)が、「プラットフォームにおけるデータ取扱いルールの実装ガイダンス ver1.0」を公表しました。
本ガイダンスは、関係省庁とデジタル庁が協力して構築するプラットフォーム、および分野間データ連携を目指すプラットフォームである「DATA-EX」において、今後備えるべきルールを具体化する際に参照されるべきものとされています。そして、本ガイダンス記載の想定読者が、自ら構築または参加しようとしているプラットフォームについて、①ステークホルダーの懸念・不安(=リスク)を特定し、これを払拭するためのデータ取扱いルールをプラットフォームに実装できるようにすること、また、②環境変化に応じて新たに顕在化するリスクを適切に評価し、ルールを更新できるようにすることを主な狙いとしています。
本ガイダンスは、上記以外の民間のプラットフォームに対し拘束力はありません。他方、本ガイダンスの記載内容は、民間のプラットフォームにおいてデータ取扱いルールを実装する際にも参考になるものとして、民間のプラットフォームにおける積極的な活用が期待されるとしています。
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